Ocarina of Time
逆滑走 (Superslide)
発見者:FIERCELINKMASTER
逆滑走は現在発見されている方法の中で最も速い移動手段であり、スピードランで使う機会も非常に多い。逆滑走を始めた後ホバーブーツを装備すれば、このスピードを利用して大きな溝を越えることもできる。また、高速度が出るため場所によってはすり抜けを発生させられることもあり、大人でデクの樹に入る時などに利用される。さらにフクロウの会話など、一部のムービーをスキップすることもできる。逆滑走をしながらムービーに入ると特殊な効果が発生することがあり、ガノンのムービーで使えば剣を守る効果も発生する。
ネールの愛を使う方法
逆滑走のやり方はグラウンドジャンプと似ているが、タイミングは逆滑走の方がずっとシビアである。簡単かつ難しい操作なしで逆滑走をするには、まずネールの愛を発動し、グラウンドジャンプ待機状態を作る時と同じ操作をする。その後ダメージを受けると(爆弾・敵などを利用)ネールの愛の効果でグラウンドジャンプ待機状態の代わりに逆滑走が発動する。
やり方 1
しかしネールの愛を使う方法はあまり実用的ではない。ネールの愛の発動ムービーも長く、それ以前にネールの愛を取ること自体に時間がかかる。よってこちらの方のほうが難易度は高いが、より一般的な方法である。必要な物は掴むことができるオブジェクトとダメージ源である。逆滑走に使うオブジェクトとして 1 番よく使われるのは爆弾である。爆弾は掴むことができるオブジェクトであり、なおかつダメージ源としても使えるからである。やり方は、まずバック宙をし、そしてその直後に爆弾がセットされている C ボタンと盾の R ボタンを押して爆弾をシールドドロップする。このようにすると爆弾からアタック 1 回分ほどの距離をとることができ、逆滑走を始めるための良いポジションに立つことができる。この時、アクションアイコンは「つかむ」ではなく「アタック」が表示されていることを確認する。その後 Z と R を押しながら爆弾が爆発する直前まで待つ。そして爆発が始まる 40 フレーム程前のタイミングで A を押してアタックし、もう 1 度 A を押して爆弾をつかむ。成功するとリンクは前方向へアタックし、アタックが終わる直前に爆弾が爆発する。そして爆風によりリンクは高速で後ろ向きに走り始める。逆滑走は発動すると R を離すまで進み続ける。
やり方 2
爆弾を使うもう 1 つのやり方。
- 平らな地面に立つ。
- Z を押し、爆弾をシールドドロップする。そして A を押して前方に向かってアタックを 1 回する。
- アタックを 1 回したらすぐにバック宙をする。これで爆弾から最適な距離をとることができる。その後 R を押す。R は技の最後まで離さないようにする。
- 爆弾の点滅が早くなったら、アタックが終わるまですばやく A を連打する。
- 逆滑走が発動する。止まる時は R を離す。
連打でアタックを始めるタイミングは非常にシビアなため、安定させるには練習が必要になる。十分に練習すればこの方法ならば 50~80% くらいの成功率で逆滑走を発動させることができる。
バック走をしながら逆滑走する
バック走をしながら逆滑走をすることも可能である。バック走で目的地に向かいながら爆弾を取り出せるため、その場に留まって逆滑走を発動させる方法よりもさらに時間を短縮することができる。もちろんその場でやる方法よりも少し難易度は高い。やり方はまずバック走をし、爆弾の点滅が早くなったらすぐに爆弾を落とし、その後さらに 1, 2 歩下がる。あとは他のやり方と同様に、爆弾に向かってアタックをし、爆弾を掴む。
爆弾を 2 つ使った逆滑走
逆滑走は物を掴むのと同時に盾でダメージを防ぐことで発動する。爆弾 1 つでやる場合、爆弾が爆発するのと同時に同じ爆弾を掴まなくてはいけないため逆滑走のタイミングは非常にシビアである。しかし爆弾を 2 つ使えば、1 つの爆弾をつかみながら別の爆弾の爆風を利用できるため、逆滑走を発動させられるフレーム猶予を大きく増やすことができる。
爆弾を 2 つ使って逆滑走する場合、まず動画のように爆弾を落とし、最初の爆弾が爆発する直前に A を連打してアタックをし 2 つめの爆弾を掴む。バック走をしながら逆滑走をする場合、最初の爆弾を 3 回目の点滅でドロップし、その後すぐに 2 つ目の爆弾をドロップする。それ以降は爆弾 1 つでやる時と同様の操作をすれば良い。下の動画では爆弾を 2 つ使う逆滑走のやり方が見られる。まず先にバック走をしながら逆滑走する方法を、そのあとに普通の方法を紹介する。
敵を利用する
逆滑走は爆弾がなくても、爆弾の代わりとなる掴むことができるオブジェクトとダメージ源があれば発動することができる。掴むオブジェクトには草・ツボ・爆弾花などが利用できる。ダメージ源には盾で防げることと、リンクが転倒しない攻撃であるという条件を満たすものであればほとんどの敵の攻撃が利用できる。条件がそろったら、掴むオブジェクトの前に立ち、Z と R を押す。重要なのはこの後の操作で、前方向にアタックし、アタックが終わる瞬間と敵の攻撃のタイミングを合わせて攻撃を盾で防ぐ。成功すると盾で攻撃を防ぎながら高速で後方に弾き飛んで走り出すことができる。逆滑走発動後も A ボタンの表示は「つかむ」のままになる。この方法で逆滑走をする場合も R を離せば止まる。
スーパースライドテレポート (Superslide Teleport)
発見者:GUANOBOWL
持ち上げらない物(グローブ系アイテムを入手する前の爆弾花や草など)を使って逆滑走をすると、スーパースライドテレポートと呼ばれる技を発動させることができる。
この技を行うには、まず条件を満たすオブジェクトを使用して通常通り逆滑走をする。この時オブジェクトが爆風に巻き込まれて壊れないようにすること。逆滑走に利用するオブジェクトが壊れてしまうと掴むアクションができなくなってしまうので、爆弾やボムチュウを使って逆滑走をする場合は注意する必要がある。逆滑走を発動させて滑りだしたら R を離す。すると逆滑走に利用したオブジェクトを掴もうとするためオブジェクトの場所まで戻されることになり、オブジェクトの持ち上げ失敗モーションが発生する。ただし逆滑走で遠くまで離れすぎるとオブジェクトの場所へのテレポートは発生しなくなる。
実はこの技が使われる機会は多い。その理由は、この技には「ワープ直前の高さを維持したままオブジェクトの場所へワープする」というもう 1 つの性質があるからである。したがって、逆滑走で丘や坂を登ったあとテレポートで戻ると、掴むオブジェクトの真上に移動することになる。そして逆滑走の前に残像剣を発動させておけば、テレポート後宙に浮くことができる。このテクニックは闇の神殿侵入などに利用することができる。さらに、坂をおりた後にテレポートで戻ればオブジェクト下の異空間に入ることができる。このテクニックも時々使われることがあり、特に異空間の下に水があって泳げるような場所では役立つことが多い。
【ニコニコ動画】時のオカリナ 闇侵入 ボムチュウSSテレポートExtended Supderslide(エクステンデッド・スーパースライド
発見者:SWORDLESSLINK
Extended Supderslide(エクステンデッド・スーパースライド)または Infinite Supderslide(インフィニット・スーパースライド)と呼ばれる技。略称は ESS または ISS で、好みで様々な呼び名が使われるが同じ技である。速度は逆滑走の最高速度よりもやや遅いが、自由に進行方向を変えられるというメリットがある。さらに ESS で滑走している間は爆弾やボムチュウを取り出すことができるため、これを利用して効率よく次の逆滑走を発動させたり、他の技に繋げたりすることもできる。ESS の滑走方向はスティックを倒す方向で決まる。また、逆滑走やグラウンドジャンプと同様にフクロウの会話など一部のムービーをスキップすることもできる。
ESS の発動方法は現在 4 種類ある。
逆滑走から派生させる
通常の逆滑走を発動している最中に右か左のどちらかにスティックを浅く傾ける。スティックはほんの少しだけ倒す必要があり、スティックがぎりぎり傾きを感知する角度でなくてはいけない。スティックを倒したら Z と R を離す。成功するとリンクが円を描くように回転し始めるので、もう 1 度 Z を押して進行方向をもう 1 度固定する。
メガフリップから派生させる
メガフリップを発動させたら、逆滑走から派生させる時と同様にスティックを傾ける。スティックは着地の前から傾け始める必要がある。着地すると円を描くように回転し始めるので Z を押して進行方向を固定する。メガフリップから派生させる場合、メガフリップが発動するフレームで Z を離さなくてはいけないことに注意すること。つまり、メガフリップを発動してジャンプしている間は、画面上下の黒い線が消えた状態にしないといけない。この操作に失敗すると低速 ESS になってしまう。
ジャンプ斬りで水をくぐる (WESS)
この方法を使って ESS を発動させる場合、まずジャンプ斬りで壁を斬り、その反動で高速度を発生させる必要がある。そしてジャンプ斬り後水に入り、もう 1 度水から出る。水をくぐって発動させる方法なので、この ESS は WESS と呼ばれることもある。この方法を使う時も、水から出てくるときにスティックをほんの少し倒しておく必要がある。この方法は森抜けの方法のひとつに利用されており、またカカリコ村に寄ってから日没前に城下町に行く時にも利用される。さらに、この方法を使うと普通の ESS よりも高速で滑走することができる。
敵の攻撃を利用する
他の方法とほとんど同じだが、敵の攻撃を受ける直前にスティックを傾ける必要がある。コッコの攻撃など、受けた時に転倒してしまう攻撃は使えない。この方法の ESS はバック走よりも遅いため、実用性は低い。
HESS
発見者:MRGRUNZ
HESS は Hyper-Extended-Superslide(ハイパー・エクステンデッド・スーパースライド)という技で、仕組みは ESS とまったく同じだが逆滑走と同じ速度で滑走することができる。HESS の発動方法は 2 つある。1 つはネールの愛を発動させた後、盾を構えながらスティックを ESS ポジションにセットしてダメージを受ける(通常爆弾が使われる)方法。もう 1 つはジャンプ斬りの反動を利用した ESS と似た方法で、ジャンプ斬りの代わりにメガフリップで水に入り、もう 1 度水から出ることで滑走を発動させる方法である。
日本語解説
【ニコニコ動画】【時のオカリナ】新滑走法 バクダンだけでHESS方向転換
ESS 発動後は、何度でも方向転換をすることができる。難しい操作は不要で、スティックを現在の状態に保ったまま Z を離せば再びリンクが円を描いて回転し始めるので、目的の角度になったらもう 1 度 Z を押して角度を固定する。ただし回転できる角度は 270 度までで、この範囲を超えると ESS が止まってしまう(WESS や HESS には当てはまらない)ので、回転が止まる前に Z を押し直すよう注意する。
時計回りに回転したい時は、スティックを少しだけ右下に倒す(南東方向)。反時計回りに回転したい時はスティックを少しだけ左下に倒す(南西方向)。逆方向に向かってスティックを移動させれば回転する方向を変えることも可能。スティックの移動は回転している最中ではなく、方向が固定されている時に行う。
